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文章が乱れててすみません - 2010.11.03 Wed

荒木経惟の「チロ愛死」を本屋で見つけて、
うっかりパラッとページをめくったら、
泣きじゃくりそうになったのでやめた。

「愛しのチロ」でもおなじみの、
荒木氏のチロさんがなくなり、本が出たことは知っていました。

パラパラッとしか見てないので、
ちゃんとした感想を書けるわけじゃないのですが、
これだけは言わせてください。

私は、今まで、写真ってこれほど雄弁にものを語れるとは思ってませんでした。
だって、写真って文章のように意見や感想をダイレクトに伝えるものじゃないし。
見る人によって、どうにでも取れる抽象的なもんでしょ、って。

「チロ愛死」を手に取ってみて、その考えが変わりました。
本全体が、もう、言葉を超えた言葉を話しかけてくる感じ。

「私の大事な猫が死んでしまった」と。

この本には、何の文も書かれていません。
ただ、チロが衰弱していき、死に、骨になり、骨壷を持つ荒木氏が順番に写しだされていきます。
あとはただ、空、空、空。
いえ、それはただの空ではなく、チロがいる空なのです。



チロ愛死チロ愛死
(2010/09/18)
荒木 経惟

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…私はこういう本を読んだ時、馬鹿みたいに涙もろくなりました。
それは銀がいるからなのですが、
そんなの、っていうかこういう本を選んで読むこと自体が、
わざと悲しい映画を見て泣くみたいに不真面目な行為なのではないかと思ったりしてました。

でも、こういう悲しさは銀がいなかったら分かりませんでした。
チロをなくした荒木氏の喪失感、そういうものがきっと理解できなかった。
動物を飼ったことがないひとは、多分、荒木氏に、
「また別の猫を飼えばいいよ」
って言うんじゃないかと思います。
でも、そうじゃない。
ただの猫が死んだんじゃない。チロが死んだのです。

そういうことを銀が私に教えてくれたんです。



「チロ愛死」、
この本をもう少しちゃんと読めるようになったら、
最初から最後まできちんと読もうと思います。


● COMMENT ●

アラーキーさんのチロちゃん、亡くなってたんですか…。
ああ…と思いながらhyakkaさんの文章を読み進めて、
やせ細ったチロちゃんの写った表紙を見た途端
涙が一気に、本当に一気に噴き出しました。
ああ苦しい。「あの時」の胸の痛みがぶり返しました。
守るべき「命」と暮し始めて初めてわかる、「命」の重さ。
いつの間にかその「命」はペットではなくなるんです、
家族・子供…それ以上の存在になっていくんです。
その「命」を失った時の苦しさ虚しさ痛み…は
どうやっても言葉では言い表せないんです。
とにかく痛くて、辛くて、虚ろな生活になるんです。
体内の臓物が引きちぎられる様な(表現グロい?)
心臓がもぎ取られる様な辛さでした。
亡くなるまでのチロちゃんを撮影し続けたアラーキーさん。
これはアラーキーさんのチロちゃんに対する愛に尽きますね。
(なんて勝手に言っていいのか)
文章がない分、より一層アラーキーさんの虚しさや
チロちゃんに対する尊厳…というものが
感じとれるのでしょうね。
本屋さんへ行ったら、この本に目を留めないように(笑)
気をつけなきゃ。本屋で号泣出来ないですもんね。

サビちゃんを荼毘に付した日も、空は真っ青でした。
雲ひとつないような、良いお天気でした。

チロちゃん、亡くなってたなんて……。

本の表紙を眺めただけで、「ああ、私もダメだ!!」と思いました。

以前、須藤真澄さんの「長い長いさんぽ」でも大泣きしてしまった私なので、間違いなくこのも大泣きしてしまうと思います。

特に、うちには13歳の猫がいるので、遠くない未来を想像するだけでも……なのです。
 

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union-jackさんへ

私も、この表紙をみる度につい涙ぐんでしまいます。
荒木氏とチロさんは、22年を一緒に生きたそうです。
22年…。そんなに長い間一緒にいた存在をなくしたら、一体どれほどの喪失感を味わうんでしょうか。

今、この本、本屋さんで平積みになってますから、union-jackさんも本屋でこの本を目にする機会があるかも。
店頭で号泣しないように、お互い注意しましょうね。

安和さんへ

「長い長いさんぽ」、
この本知らなかったので、本屋のサイトを覗いて、書評を読んでみました。
ゆずさん、なくなってたんだ…。
ビックリしました。
いつかは責任もって見送らないといけないとは分かっているんですが、
その日が出来るだけ先であればいいと、そう思います。

鍵コメさんへ

コメントありがとうございます。
何で私の方が励まされてるんでしょう。
そうですよね。まだ銀が元気なうちから、めそめそしてたら、
他の猫飼いの先輩たちに笑われますね。

私のまわりにも、飼ってる動物に対してあまり愛情が湧かない方がいます。
(あ、以前も書きましたが、山に飼い猫を捨てに行った方です。
他にも色々飼ったことがあるみたいなんですが、話聞いてると結構、死んだりいなくなっても平気というか…)

愛の人ですか。それは鍵コメさんのことだと私は思ってます。
今の時期、空がきれいなので、ずっと虹の国まで見えそうな気がしますね。


こんにちは。
7月に表参道であった、チロとの最後の時間をつづった荒木さんの写真展、
「センチメンタルな旅 春の旅」を拝見しました。
そのときの写真集は、会場で売り切れてしまったそうなのですが、新たに出版されたのですね。
会場では、涙を流している人がたくさんいました。
荒木さんの写真の訴える力は、ほんとうにすごかったです。
ねこたちと一緒に過ごしている今という時間が
ほんとうにいとしく思えました。

守りたいもの(人)が出来た時、
人はとても弱くもなるし、とても強くもなる。
目を背けない強さを最期まで持っていたいです。
その後、心が折れても壊れてもいいから
最期の一秒まで見続けたいです。
それが下僕の役目だと思ってます。

RTOさんへ

荒木氏の写真展にもし私も行っていたら、やっぱり泣いてしまったと思います。
今回、写真の訴える力っていうものを改めて思い知りました。
今このときを大事にしよう、と思わせるのも、荒木氏の写真の力なんでしょうね。

ドンタコス下僕さんへ

目を背けない強さですか…。胸にぐっとくる言葉ですね。
荒木氏の写真を見てたら「はたして自分もこんな風に我が猫を送ってやれるんだろうか」と弱気になりました。辛すぎて。
でも逃げないで、最後のそのときまで守っていてやりたいと思います。

私も本屋で手に取る事すら出来そうにありません。荒木さんがどれだけチロちゃんを愛していたか、表紙だけでも伝わってきます。

写真は見る人の心が反映されると思います。
同じ一枚の写真でも見る人によって、色んな思いがありますよね!!

でも、この本はチロちゃんの人生なんです。
最後は虹の橋を渡ってしまうけど、幸せだったチロちゃんの猫生(人生)を写した写真だと思うので、たくさん泣いても最後はきっと温かな気持ちになれる様な気がします。

いつか私も読んで見たいです。

かりゆささんへ

表紙のチロさんの目が、こちらに訴えかけてくるんですよね。
でも「写真はみる人の心が反映される」という、かりゆささんの言葉、確かにそうなんでしょうね。
もしかすると、チロさんの写真を見て、何も感じない方もいるのかもしれません…。
そう考えると、写真って本当に深いなあ、と思います。


私も読みました

夫が買ってきてしまった?ので、私も読み、
号泣してしまいました。
たまりません。
私も、「愛しのチロ」も持っています。
本当に、悲しいです。
奥さんが連れてきたチロちゃん、奥さんが
亡くなってからはチロちゃんは、ずっとアラーキーに連れ添っていました。
うちの猫も、去年20歳で亡くなりました。今も
お骨のまま、持っています。
晩年はまさに、チロちゃんそっくりでした。
ずっとずっとそばにいたかったんだと思います。

命と向き合うこと、誰もがそうなるはずのこと。
でも、今の社会はなんだかそれを避けてしまって
いるような気がします。
一番大事なことなんじゃないかな。

黒二毛さんへ

旦那様、買ってきてしまったんですね…。
旦那様にとっても、無視できない本だったんでしょうね。
何年も経ってから、また読んでも、また同じように号泣するような、
そういう本はめったにあるもんじゃないし、
荒木氏はホントすごい写真家だったんだなあと改めて思います。

黒二毛さんのおうちの猫さん、亡くなってたんですね。
愛する猫を最後までみとるのは、本当に大変なことだと思います。
けど、私も出来る限り最後まで見ていてやりたいです。


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現在、頂いたコメントに対して個別のお返事をしておりません。 コメントはひとつひとつ大事に読ませて頂いていますが どうぞご了承くださいますようお願いいたしますm(_ _)m

Author:hyakka
旦那とのふたり暮らしの生活に
喝を入れるべく迎えた
初めての猫に試行錯誤の日々。

【銀】
サビ猫。
2008年9月生まれ(推定)
チャームポイント:あご。
アレルギー持ちと診断されました。

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